暮らしを守る“空気環境リセット術5選”「防カビ」と「ダクト清掃」がカギ！

「なんだか最近体調が優れない……」
「慢性的な鼻炎に悩まされている……」

そんなお悩みを抱えている方、もしかしたら、原因は“空気中のカビ”かもしれません。

空気は目に見えない存在ですが、私たちの健康や生活環境に大きな影響を与えています。特に梅雨や夏の時期は湿気がこもりやすく、カビが繁殖するには絶好の環境。

見えないカビを放置してしまうと、健康を脅かすだけでなく、住まいや建物そのものにも悪影響を及ぼす恐れがあります。

ジメジメとした季節がやってくる前に、空気環境を整えるためのヒントをご紹介します。

見落としがち？「ダクト」って何のこと？

「ダクト清掃って言われても、どこを掃除するの？」
そんな疑問を抱いた方も多いかもしれません。

ダクトとは、建物内で空気を送るための“空気の通り道”のこと。
エアコンや換気扇とつながっており、店舗やオフィスビル、戸建住宅、工場、施設など、さまざまな建物に設置されています。

このダクト内部には、ホコリ・カビ・花粉・油汚れ・細菌などが溜まりやすく、時間が経つほど空気の質が低下します。

特に湿度が高くなる梅雨〜夏は、カビ菌の温床となり、アレルギーや喘息、ニオイの元になるケースも。だからこそ、目に見えないダクトこそ、定期的な清掃が必要なのです。

カビが原因で起きるトラブルには以下のようなものがあります。

・アレルギー症状（くしゃみ、鼻水、咳、皮膚炎など）

・喘息や気管支炎の悪化

・ニオイの発生

・建材の劣化・腐食（修繕コストが増加）

特にお年寄りやお子様、アレルギー体質の方がいる家庭・施設では、カビが健康を脅かす深刻な原因になることも。

目に見えないからこそ、見逃されやすいのがカビの怖いところ。
以下のような場所は特に注意が必要です：

・キッチン・トイレ・浴室などの水まわり

・室内の壁紙裏や押し入れ、家具の裏

・エアコンや換気扇、そしてダクト内部！

ダクト内部は外から確認できないため、カビやホコリが長年蓄積していても気づかないことが多く、実はカビの温床No.1とも言われています。

では、どうすればカビを防ぎ、空気を清潔に保てるのでしょうか？
以下のステップを押さえましょう。

1. 定期的な換気
湿気を溜めないためには「空気の流れ」をつくることが第一歩。

2. エアコン・換気扇フィルターの掃除
日々のフル稼働で汚れやカビがつきやすい場所。冷房効率改善にも◎

3. 室内の除湿（除湿機やエアコンのドライ機能を活用）
湿度60%以下を目安に設定して空調管理。

4. カビ防止スプレーなどの活用
壁や水まわりにこまめに使うのも効果的。掃除の効果も長持ち。

5. ダクト清掃の専門業者に依頼する
プロの技術なら、手の届かない内部まで徹底洗浄・除菌＆防カビ加工が可能。

・カビ・ホコリ・花粉などの汚染物を除去できる
→ アレルギーや喘息の症状緩和につながることも。

・エアコンや換気扇の効率がアップする
→ 節電効果や冷暖房費の削減にも。

・室内に漂うイヤな臭いの原因を取り除ける
→ ペット臭、調理臭、カビ臭の改善に。

・建物の寿命を延ばし、見えない劣化を防げる
→ 湿気やカビによる構造材の腐食リスクを回避。

・戸建住宅も例外ではない。住環境を守るには定期的な点検・清掃が重要
→ 賃貸・持ち家問わず、年1回の点検をおすすめ。

ダクト内のカビ繁殖を防ぐことは、空気を清潔に保って健康を守ることに直結します。

ダクト内部は入り組んだ構造をしており、清掃には専門知識が必要です。内部の汚れやカビを市販の掃除用品を用いて自分の手で完全に取り除くのは至難の業です。

時間や労力をかけて自己流で対処するよりも、確実で効果的な結果を得たいなら、プロへの依頼が近道です。

徹底的に汚れやカビを除去してくれるので、長期間の空気のクリーン化が期待できます。目に見えない場所まで丁寧にクリーニングを行うことで、カビの再発を防ぎ空気の質を根本から改善してくれます。

また、清掃後のカビ予防対策やメンテナンスのアドバイスも受けられるため、“キレイな空気が長く続く”という安心感が得られるのも大きなメリットです。

目には見えない空気ですが、私たちの体に確実に取り込まれています。
だからこそ、空気の通り道＝ダクトを清潔に保ち、カビを防ぐことは、健康と快適さを守るための第一歩。梅雨・夏本番に向けて、今こそ「空気の見直し」を始めてみませんか？